ジャスト便システム 輸送

乗合バスと同じ方式で、荷物をダイセーで引き受け、同じ納入先のトラックに載せて納品するため、費用と時間の無駄が省けます。
複数の配送先を混載した車両を定期的に運行させることで、輸送無駄を省き効率を高めるシステムです。
集中オンライン管理によりジャストインタイムのスピードとローコストとハイクォリティを実現します。

従来の運送方法今までの場合

各配送元が倉庫に荷物を一時保管し、そこから納入先へ納品するため3台分の運送コストがが掛かっていました。
どんなに物流費を抑えようとしても、動いているトラックの台数の関係で削減にも限界がありました。

ジャスト便システムの場合ジャスト便の場合

複数の配送先を混載した車両を定期的に運行させることで、輸送無駄を省き効率を高めるシステムです。
乗合バスと同じ方式で、荷物をダイセーで引き受け、同じ納入先のトラックに載せて納品するため、費用と時間の無駄が省けます。
集中オンライン管理によりジャストインタイムのスピードとローコストとハイクォリティを実現します。

トラックへの荷物積み込み①ダイセーのトラック①トラックへの荷物積み込み②集荷センターダイセーから各地へ配送ダイセーのトラック①

ジャスト便システムの特徴・メリット

  1. 1化学品に特化した乗り合いバス方式(混載物流)で、スピードアップとローコストを同時に実現します。
  2. 2納品車両が削減されるため、バックヤードの混雑が緩和でき、納品作業がスムーズになります。
  3. 3使用車両数が少なくなることで、環境への負担が軽減されます。
  4. 4小牧を中心に半径約100㎞までの愛知、岐阜、三重の9つのエリアが自車配送エリアとなります。自車配送エリア

共同配送のはじまり"

 当社の主力取扱商品の合成樹脂・合成ゴム等の化学品が70年代後半から自動車部品の原料として採用されるようになりました。
中部地区の化学品の需要家はトヨタ自動車や自動車部品メーカーであり、トヨタ生産方式のJIT納品が要求され始め、どこの物流会社も多品種小ロット納品に戸惑いました。
しかし、先代加藤社長はJIT納品が世の主流になると判断し、JIT納品を積極的に受け入れ推進いたしました。
JIT納品を進める中、それぞれの化学品メーカーが仕立てたトラックで納品することで、納入先の構内が混雑したり、荷受に時間が掛かる等の問題が発生していました。納入先(ユーザー)より納品車輌台数を減らす事が出来ないか問題提起をいただき、当時、当社で取り組んでいた家電量販店の配送からヒントを得て、メーカー関係なく一台の車輌に混載し配送する「乗り合いバス方式」を考案しました。

これに「ジャスト便」とブランドネームをつけたのが共同配送の始まりです。

その後、様々な化学品メーカーに当社の乗り合いバス方式を提案し、多くの化学品を集めることからはじめ、多くのメーカーの化学品を集めることにより、一回の配送積載効率を上げ低コストな物流を構築。
また、ジャストインタイム納品(以下JIT納品という)の実績、品質の高さを実感して頂いた納入先から、物流会社を当社にするという、逆指名等も受け、現在、荷主は430社、納入先は5300社に上る。